ここは、歯科予防に関するちょっとした疑問、皆様からのご質問等にお答えするページです。

ご質問は「予防質問箱」にて受け付けておりますので歯科予防に関する事ならなんでもお気軽にご質問ください。
 
 
 

 
  定期検診はどのくらいの間隔で行ったらよいのでしょうか?
 

 
 

定期検診の間隔は一概には言えません。個人の歯ブラシ技術のレベルや口の中の状態、 内包的リスク、だ液の性状、歯周病やむし歯の原因菌の数などにより違いがでてきます。 全てが良好な方で3ヶ月から6ヶ月となりますが、定期検診よりむしろ
「定期治療」をおすすめ します。
山梨予防の会では
・定期検診
   お口の中を見させていただき、悪いところ(虫歯、歯肉の腫れ)を
   見つけ治療していく

・定期治療(メインテナンス)

 
  個人のリスク(虫歯になりやすさ、歯周病になりやすさ)によって1〜3ヶ月の間隔でメインテナンスを行い、お口 の中が悪くならないようにしていくための治療 と位置づけしています。 ご自分のリスクを担当衛生士さんと相談して、 その感覚、メインテナンス内容を決められた方が よいと思われます.

 

 
  むし歯を自宅で予防しているけど、それでいい?
 

 
  完璧に100%汚れを落とすことができる人はほとんどいません。たいていの人はどこかに汚れが残っています。その汚れを的確にコントロールすることは自分一人ではなかなか難しいものです。それを担当衛生士さんと一緒にチェックし、その部分の磨き方を練習してマスターされたらいかがでしょうか? その後、歯のクリーニングでフォローいたしますので確実に汚れはとれます。フッ素も医院での確実な塗布を加えることにより、一層予防効果が高まります。

 

 

 
  よくTVのコマーシャルで言われている「バイオフィルム」って何ですか?
 

   
  歯に付いた歯垢(微生物)を放っておくと、この微生物が頑固な汚れのように歯にこびりついてきます。 この汚れに見えるものがバイオフィルムです。
口の中の300〜400種の細菌の一部が構造体(バイオフィルム)を作り、歯や体に様々な感染症を引き起こします。
このバイオフィルムは、歯ブラシではとりきれません。また、強固に歯に付着していますので、その中の菌を殺すのに通常の500倍の薬を使わなければなりません。
バイオフィルムが強固に歯に付き始めるのは3ヶ月と言われています。従って、その前に定期検診、定期治療時に担当衛生士さんに除去してもらうとよいと思われます。




 

 
  きれいにかぶせればむし歯は再発しない?
 

 
  どんなにぴったりかぶせたつもりでも数十ミクロン単位のすき間があります。
それどころか、数百ミクロンを超えるすき間がある冠も珍しくありません(1ミクロンは1ミリの1000分の1)
ここにむし歯菌、歯周病菌(大きさは0.5〜1.0ミクロン)が入ってしまいます。
入ってしまうと冠の中でむし歯、その周りで歯周病が発症します。天然歯(冠などが入っていない、故に、継ぎ目がない)がむし歯になるより、冠などが入った歯(継ぎ目がある)の方がむし歯になりやすいのです。やはり、定期治療(メインテナンス)が必要だと思います。
 

 

 

 
  いくら磨いてもむし歯ができるわけは?
 

 
 
  1本の歯にもむし歯になりやすい部分となりにくい部分があります。
また、同じ人でもむし歯を作りやすい時期とそうでない時期があります。
むし歯は、口の中の細菌の種類、舌や粘膜の働き、だ液の性質、だ液の影響を受けやすいかどうか、歯の形、エナメル質の成熟度、などがあります。
やはりご自分のリスクを調べ、担当衛生士さんと一緒にリスクコントロールが必要とおもわれます。


 
虫歯や歯周病の発生は様々な因子(リスク)の重なりにより決定されます  

 

 
  歯周病って自然に歯が抜けちゃう病気なんですか?
 

 
  実は加齢にともなって高まるのは歯周病にかかるリスクだけで、決して自然に歯が抜けるわけではありません。
歯を失ってしまうのは、若い頃からの蓄積の結果です。
特に歯周病は若い年齢で発症していることが多く、年をとり症状が重くなってからあわてて治療を受けても骨量は元にもどりません。逆に若い頃から定期的に歯周病の検査を受け、初期のうちからケアしていれば、年をとってから歯を失うことの確率が減ります。


 

 
  歯周病を治す薬はないでしょうか?
 

 
  歯周病は慢性の細菌感染症ですが、細菌が自分自身を守るために、強固なバリアをもったバイオフィルムを作るので、薬物の効果がほとんど及ばないのです。たとえ、薬剤で除菌できたとしても、その状態を維持することはできないのです。確かに、急性期には薬も有効です。
また、組織内に入り込んだ細菌をやっつけるために抗生物質も使います。ただ、歯周病は慢性病なのでたとえ一時的に細菌を排除できたとしても、その状態を維持できなければ、意味がないのです。

やはり担当の衛生士さんと一緒に定期的にメインテナンスして行かれるとよいでしょう



 

 
  喫煙は歯周病に悪いとききましたが本当でしょうが?
 

 
  ヘビースモーカーは喫煙経験のない人に比べ、ひどい歯周病になる確率が5〜7倍も高く、歯周病の進行が平均して20年早いと言われています。

また、ヘビースモーカーはそのタール、ニコチンの中で細胞が治ろうとする力を抑えてしまう作用がある為、外科的な治療を行っても効果が上がらないと同時に、手術後の状態もかんばしくありません。徐々に喫煙本数を減らしていき、いずれはやめられた方がよいかと思います。

 

 
  かかりつけ歯科医をもってますか?ってどういう事?
 

 
  かかりつけの歯科医とは「ちょっと悪くなったらいつでもいける」歯科医のことではなく、普段からおつきあい
している歯医者の事を言うと思います。

かかりつけ医院を持っている人は、担当衛生士の名前を覚えているものです。これが生涯にわたるお口
の健康維持の基本だと思います。



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